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お知らせ

マスク熱中症

こんにちは、ふうき堂の中谷です。
蒸し暑い日が続いていますね。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、皆さんマスクを着けて外出していらっしゃるのではないでしょうか?
私もマスクをしっかりつけて「感染しない・させない」の対策をとっています。

 

*仕事で年中マスクを着けていた調剤薬局勤務時代*

調剤薬局で働いていた時は、患者様の体調を守るため、自身の体調を守るために仕事中のみ年中マスクを着けていました。
しかしそれは、あくまで仕事中だけ。
一部冷蔵保存などの特殊な薬を除いては、基本的に薬は室温(1~30℃)で保存することになっています。
夏の暑さが厳しい昨今では、室温が30℃を超えることもあるので、必ず冷房をつけています。
つまり調剤室内はある程度涼しいんですね。また水分補給にも留意していました。
そのため、私たちはマスクをつけていても熱中症になるリスクは低かったです。
しかし、今は外出先でこそマスクを着用します。
どんなに暑くても周りの目もあるのでマスクを着用しているのではないでしょうか?
熱中症のリスクがとても高まります。

 

*熱中症とは*

長時間、高温にさらされたり熱いところで運動したときに、体の熱を作る力「産熱」と熱を放出する力「放熱」のバランスが崩れるため、起きるいろいろな体の障害を総称して熱中症といいます。
例えば手足の痙攣・筋肉痛などの熱痙攣、倦怠感・嘔吐などの熱疲労、意識障害などの熱射病などがあり、順に症状が重くなっていきます。熱射病では脳にある体温を調節している中枢が障害され、発汗や皮膚血管の拡張もみられなくなり体温が40℃以上に上昇することがあります。熱があれば解熱剤を、と思うのですが熱中症は解熱剤を使っても熱が下がらないので無意味です。こんな状態になったらすぐに冷たい水で体を拭いて風邪を送り体温を下げたいところ。最近はアルコールも手に入るようになってきたので、アルコールを塗って風邪を送るとより体温を下げていくことができるようです。意識障害が長引くと命にかかわることがあるのでしっかり予防をしていきたいところです。

 

*なぜ熱中症になるのか*

そもそもなぜ熱中症になるのでしょうか?先ほどもお話したように、産熱と放熱のバランスが崩れるため体の体温が上昇してしまい、体が高熱となり機能障害があらわれるのです。この産熱は私たちが生きているうちは絶えず行われています。ちょっと動くだけでも、考え事をするだけでも、目を動かすだけでも、心臓を動かすのにも、エネルギーが必要で私たちはそのエネルギーをつくときに熱も一緒に作り出しています。通常ですとその産熱による熱が体にたまらないように「放熱」とう仕組みが体にはあります。この放熱ですが大きく分けて3つの方法があります。
①放射:空気を伝わって接触していない物にも熱が伝達させて熱を逃がす。
②伝導:接触している物に熱を伝えて熱を逃がす
③蒸発:汗が蒸発することにより皮膚表面の熱を逃がす
室温が25℃の時は①放射が50%②電動が30%③蒸発が20%ですが、室温が体温に近い、またはそれ以上になると③蒸発のみで放熱を行うようになります。つまり室温が35度を超えてくすると蒸発のみでしか放熱ができないのです。そこで汗をかくことによって私たちの体は一生懸命熱を放出します。
では脱水しているときはどうでしょうか?脱水すると汗が出なくなります。そのため蒸発による放熱ができず体にどんどん熱がたまっていき熱中症になってしまうのです。

 

*マスク熱中症の危険と対策*

なぜ熱中症になってしまうのかはわかりました。ではマスクを着けているとなぜ熱中症のリスクが高まるのでしょうか?
マスクを着用していると
1)吸い込む空気が蒸されて息苦しく熱の発散がしにくい
2)のどが渇いたことが分かりにくく水分補給が遅れる
という2つのことから熱中症のリスクが高まることがあります。
ではどのようにして対策をしていったらいいのでしょうか?
今では、冷感を感じたり、湿度を調節してくれるようなマスクがあるので、そちらのマスクもぜひ使っていただけると1)吸い込む空気が蒸されてい息苦しくて熱の発散がしにくい点は少しでも快適に過ごせるかと思います。
次に、2)のどが渇いたことが分かりにくく水分補給が遅れる、に関してですが、先に説明したように水分補給をしないと体の熱を逃がす事ができずに脳熱が上がり熱中症になってしまいます。そのため、のどの渇きを感じる前にこまめにちょこちょこ水分を摂っていきましょう。ここで重要なのが「こまめに」「ちょこちょこ」です。一気にたくさん飲んでも尿で出てしまいます。おすすめは2~3時間に1回コップ1杯のお水をゆっくり飲むことです。毎食1杯と起きた時、食事と食事の間、お風呂の前後などに飲んでいただけるといいかと思います。
少し話がそれますが、このちょこちょこ水分補給ですが子供の脱水にも効果的です。お子さんが嘔吐下痢などで一番心配なのは実は「脱水」です。これまでもお話していた通り、脱水、熱中症は命の危険が伴います。そのためしっかり対策をとっていきたいところです。
少し大変ですがここで注意してほしいのはちょくちょく飲みの頻度と量です。嘔吐下痢のお子さんがコップ1杯の水を飲むのは至難の業。そしてその量飲んだとしたら嘔吐が誘発されることが多いです。そこで、お勧めなのが経口補水液です。嘔吐直後は避けて1~2時間ほどたってから、キャップで2杯(6歳くらいのお子さんの目安)を5分おきくらいに飲ませてあげること。キャップ2杯15mlくらいですので5分おおきに6回(30分)飲ませてあげると90mlを飲めることになります。症状がよくなってきたら量を少しずつ増やしてあげてもいいでしょう。基本的にはこのやり方で子供の脱水は予防できると思います。量はあくまで目安なのでお母様が見極めてあげてください。またキャップをそのまま使うと口をケガすることもあるのでスプーンなどであげてください。

 

*熱中症におすすめの漢方*

熱中症には水分の代謝を調節してくれる「五苓散」と体の熱を冷ましてくれる「黄連解毒湯」がすごくお勧めです。しかしこの黄連解毒湯・・・苦い!苦みが強いです。当店では「五苓黄解」という飲みやすいドリンクタイプもご用意しております。しかもこの「五苓黄解」、皮膚のかゆみ、ストレス、二日酔い、食中毒などによる体調不良などにもおすすめできます!マスク熱中症対策に、スポーツ時の熱中症対策にそのほかの対策にも常備しておくことお勧めします!

目次

漢方の視点から見た熱中症の対策と予防

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